2008年6月10日火曜日

クレジットカードの仕組み

ご存じクレジットカードで買い物をしても消費者には手数料がかからない。手数料どころかポイントまでついてくる。しかも支払いは最大で約2ヶ月後となる。いいことづくめだ。ではクレジットカード会社はどうやって儲けているのだろうか。
こんな経験はないだろうか。
「カードのお支払ですと5%いただきます。」
「カードだと消費税がかかります。」
「カードだったら10%乗るけどいい?」
などだ。これこそがカードの手数料。カード会社は利用額に一定の手数料をのせて店に請求する。安いところで(信用のあるところで)1%くらいだ。ガソリンスタンドとかETC、ゴルフ場なんかが代表例。百貨店は3%くらい。いちばん高いのが飲食店(特に夜のきれいなおねえさんが接待してくれるところ)で10%なんてのもある。(不良)店はあれこれ理由をつけてこの手数料分を請求してくる。実はこれは全部カード会社との契約違反だ。消費者は拒否することができる。つまりは店の横暴なのだ。それでも色々な力関係やしがらみでなかなか拒否できないのが通常。カード会社も黙認している事実がある。もっともカード会社にしてみれば例えば10%のせたところにさらに手数料がのるから都合がいいのだが。

よく考えてほしい。カード会社はれっきとした金融業だからこの手数料こそが収入源でありいわば金利に近いものがある。たった1%の手数料で代金は(店に)先払いして、利用明細を消費者に送って貸し倒れの恐怖におびえながら回収は1か月以上後。ポイントやキャンペーンまで行っている。さらにカードをつくるとポイント付加やキャッシュバックまである。

ヒントは年会費、ポイント、キャッシング、メインカード・・・次回はこの解説に移る。

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