2008年6月12日木曜日

キャッシング

クレジットカードの手数料は安い(消費者にはあんまり関係ないが)、年会費は取れない。儲けの源泉は何なのだ。薄利多売?もちろんそれもある。多売と言っても一部には逆ザヤまであるのだ。なぜかって?手数料は絶対にゼロではないのだから粗利は絶対にあるのではないか。
自分のカードを見てほしい。大体のカードにVISAかMASTERのマークがついているだろう。日本ではJCBもある。これらのマークが曲者なのだ。このV/Mインターナショナルが手数料をとる。1%くらいなのだ。もし加盟店と0.9%の手数料だったら・・・。

ずばりカード会社の狙いはキャッシング、リボ払い、高額手数料なのだ。

キャッシングはボロ儲けなのだ。年利十数%なんてあなたの預金金利と比べてみてほしい。公定歩合がいまだに0.25%の我が国では破格の儲けになる。金は売るほどあるのだ。リボ払いだってキャッシングと全く同じだ。いやむしろキャッシングより高いケースも多い。リボにするくらいならカードローンを利用して一括払いにしたほうがいい。あっリボってのは分割払いの一種で月々均等払いの制度のことだ。
よくあるのは「夏のボーナス一括払い」「冬夏ボーナス二回払い」で手数料が(消費者には)かからない。この間の金利は加盟店が持つのだ。持つと言っても入金が遅れるという意味だが。このほかに10回分割払いなどを利用するとその金利は消費者が払うことになっている。これを利用しやすくしたのがリボ払いだ。

高額手数料の店で使ってもらってもカード会社は喜ぶ。比較的手数料が高いのはネットショップ、一番高いのは歓楽街の夜の店だ。ここでバンバンと買い物をしてくれるとカード会社は儲かる。価格ドットコムの上位の店はたいがいカードが使えないのをみたことがあるはず。また前にも書いたが夜の店はカードで払うと余分な料金がかかることが多い。銀座の一流店ではかからないが。そもそも料金も高いのだが。

ここまで書けば大体分かってもらえたと思う。次はポイントについて述べる。

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