2008年3月31日月曜日

自転車を買った。

目を付けたのはブリジストンのアルベルトだ。アルベルトにはピンからキリまであって(とは言っても実売3万円~6万円位)モデルによっては手が届かないでもない。当然どれもアルベルトだ。

ここでアルベルトの解説をしておく。アルベルトはその名から容易に想像できる通り自転車のチェーンの代わりにベルトがついているのだ。「それがどうした」って?・・・チェーンが外れない、金属チェーン特有のガサツな感覚がない。滑らかにスタートする。静か。いいことずくめなのだ。(もっともバリバリのアスリートには向いていないんだろうな、スピードの水着と違って)さらに細部も充実している。オールアルミボディやオートライト、蓄光式テールランプ、ハンドル内臓式ベルなど最新機能がいっぱいなのだ。

魅力的なアルベルトだったが、値段が高い。でも今の時期(新入学シーズン)のベストセラーだと言うから世の中金持ちが多い。当然最低の3万円モデルにはほとんどオプションが付かない。スタンドだって片足式だから不便だ。
「こんなところも車と一緒なんだなあ」
妙に感心してしまった。車のグレードもピンキリで最低グレードだとなんにも付かない。上級グレードの装備がとても魅力的に感じるのだ。結果上級グレードが一番売れるらしい。アルベルトも一緒だ。予算オーバー!あきらめよう。ちなみに3万円~6万円くらいってのはネットでの最低価格、実店舗だとあと1万円くらい高い。

結局、ジャスコオリジナルの自転車を買った。
「なーんだ、つまらん。」
こんな声が自分の中からも聞こえてくる。ところがこの自転車はすぐれものなのだ。オールアルミ、ステンレスボディ、ねじまでステンレスで錆びない。かごは前と後ろにオプション(←このカゴはスーパーのパスケットが丸ごと入る)で2つ。もちろんオートライト、しかも明るい。3段変速。たぶんどこかのOEMなんだろうなあ。これだけついて29800円!

こうしてぼくの愛車は我が家にやってきた。どこに行くにも自転車だ。少し離れたスポーツクラブも、かなり離れた税務署も、まだその先の社会保険事務所も全部自転車だ。雨の日以外は。

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