2008年4月30日水曜日

与信

失業して最も心配なのは「お金」の問題だ。金さえあれば失業なんて怖くない。むしろ気楽でいい。ところが失業中も就業中もみーんな金の問題で悩む。わずかな金で殺人まで起きる。自殺者まで出る。
「人の命は地球より重い」
なんて嘘だ。
「人の命は500円玉より重い」
こんなものだろう。

申し込んでいたクレジットカードだが、前職に在籍中のものは無事届いた。クレジットカード発行の与信だが年収よりも勤続年数がものをいう。年収が少なくても勤続年数が長ければたいていのカードは問題ない。ゴールドカードやステイタスのあるカード(ダイナース、アメックス)の場合はこの条件に加えて年収を少し高めに記載しておけば問題ない。源泉徴収票を出せなんて言われないから安心だ。目安としては年収800万円以上なら問題ないだろう。もちろん在籍確認といって会社に電話がかかってくることがあるから嘘はいけない。在籍確認では年収まで聞かれないし、もちろん答えない。在籍と年数くらいのものだから年収はサバを読んでも大丈夫だ。

そろそろ退職してから時間がたつので最近1ヶ月で申し込んだクレジットカードは現在の状況を正直に申告した。設立したての資本金100万円の零細企業の社長、これではカードは作れないんだろうなあ。案の定、電話がかかってきた。
「〇×クレジットの□△と申しますが、YACHTちゃんさんの携帯電話でしょうか・・・」

2008年4月25日金曜日

FXパーフェクトマニュアル

FXのメルマガに登録するといろいろな情報商材の売り込みがある。いわゆる必勝法なのだが、どれもこれもまあ魅力的な文句で売り込みをかけてくる。価格も結構高いのだが、すでにFXを経験している人にはたいした値段ではない。負ければものの数分で失う金額だからだ。

ぼくが購入したのはFXパーフェクトマニュアル、やはり必勝法を謳っている。購入価格は19800円だ。普通の情報商材とくらべるとやはり高い。まずは絶対に言えることを最初に言っておく。
「FXに必勝法などない!!!」
本当にあるのなら、面倒くさい情報商材など売る必要はない。FXはパソコンのクリックのみで稼ぐ(損する?)ことができる。情報商材だと変なクレームや詐欺師まがいの評判だって覚悟しなければならない。もう一度言う。FXに必勝法などないのだ。

その上でこの商材の中身をちょっとだけ紹介しよう。これはテクニカル分析のある特徴に着眼して勝負する方法だ。もちろんこれは彼の投資スタイルなのだろう。なるほどと思うところはないでもない。だが必勝か?確率は高くなりそうだ。ぼくが実践して感じたことを記しておく。
・デイトレーダーには向かない。
・サインがわかりづらい。
・絶対に倍々ゲームで資産が増える方法じゃない。(リスクを減らすことはできると思う)
資金に余裕があり、ポジションをとらない精神的な余裕もあり、大きな利益をギャンブル的に目指さない人には必勝法かもしれない。人の投資スタイルを覗いてみたい人にはお勧めだ。あくまでもFXをギャンブルだと思っている人には断言する。
「FXに必勝法などない!!!」


2008年4月20日日曜日

情報商材は詐欺か?

一日パソコンを見ていると思う。情報商材は百花繚乱だ。無料で配布されるもの(もちろんそれ自体がアフィリエイトであったり、無料では大した情報がないものがほとんど)ごく安い金額で販売しているもの、とてつもなく高い(数万円)で販売しているものがある。ぼくは数千円と数万円の商材を買った!

数千円の商材だが、これは「せどり」に関するものだ。せどりした本を高く売る方法が書いてある。これで4900円。安いのかどうかわからないが、居酒屋に飲みに行ったつもりで買った。しかも返金保証付きだ。本当か?その商材はズバリ
「相場が1円の本を2000円で売る例の方法じゃない方法」という商材だ。アマゾンなどで1円に苦しめられていたぼくは(アマゾンは1円でも150円くらいは送料で稼げるが大変興味をもった。
「どんなアイディアなんだろう?」
ダウンロードして読んだ内容は大変興味深かったが、すでに手法が古く(あまねく知れており)ぼくには役に立てることができなかった。まあこんなものだ。また決して詐欺まがいの内容ではないところがにくい。ぼくは早速返金を求めた。
「どうせいちゃもんつけて返金しないんだろうなあ。」
と思っていたが、なんと返金の早いこと!クレジットカード決済は止められないので、現金で口座に振り込んできた。びっくりしたと同時にこの人の誠実さには感心した。青山琢という人だ。興味をもたれた方は安心なので買ってみるといい。ぼくには活かせなかったが、あなたには活かせるかも?

今日もFXの情報商材に触れられなかった。明日こそ!

2008年4月17日木曜日

FX情報商材

FXはギャンブルである。正確に言うと一般人にとってのFXはギャンブルである。

確率は1/2か?違う!相場の上げ下げは1/2だが負けるときは大きく、勝つときは小さいのがFXの負けパターンであり、大体の人がそのパターンにはまる。そして探し求める「必勝法」である。
「プロのトレーダーはすごいんだろうな。」
「主婦が3億円儲けたらしい。」
「何かコツがあるんじゃないか。」
こんなところがぶち当たる悩みだろうか。ぼくもその通りの状態に陥った。

「FXパーフェクトマニュアル」・・・ネットで検索して無料のメルマガを購読してなんとなく怪しげなお誘いメールに誘われて、散々悩んだ挙句、購入に踏み切った。価格は21000円、決して安くはない金額だがFXで負けることを考えれば安いものだ。何よりも最大リスクが21000円でしかない。騙されたと思って買ってみた。内容に関しては著者の営業妨害になるといけないのでブログでは触れないが、ある一点のみを売りにした情報商材である。これだけは断言しておくが、魔法の必勝法なんかではない。おそらくはその他の情報商材だって同様である。ギャンブルに必勝法はない。明日はこの情報商材についてレポートしよう。


2008年4月14日月曜日

FX必勝法はあるか

FXは大変高価なギャンブルだと思う。一攫千金とまではいかないが(レバレッジを最大400倍でまとまった金額を投資した場合は一攫千金もある?)一日で数百万円の利益を手にすることも可能だ。極めてギャンブルの要素が高いので決してお勧めできない。お勧めというより、ぼく自身が絶対にやらないから説得力はある。
ぼくの元手は50万円、レバレッジは50倍で元金は20万円の投資を行う。大抵が一日単位での取引をするのでFX会社にとってはおいしい部類のお客だと思う。最近は手数料が無料の会社が多いのでスプレッドで稼いでいる会社ばかりが目立つ。しかもドル円なら1銭~5銭くらいのスプレッドだから長期間ポジションをもつと(つまりスワップ狙い)FX会社は困るだろう。

今は約10万円浮いている。結構乱高下を繰り返して得た危うい利益である。レバレッジが50倍、元金が20万円くらいになると下手な損切りを設定するとあっと言う間に終わるので(世間一般でいう)重要な損切りはなかなか設定できない。上がるか下がるか二つに一つがなかなか当たらないのだ。上昇トレンドでも下降トレンドでも上下を繰り返しながら相場は刻々と変化していくものだからちょっとした損切りを設定するとすぐ切られてしまう。ほぼ必ずそのあとに相場が戻すものだからたちが悪い。

取引を繰り返し、必ず欲しくなるのがFX必勝法だ。一攫千金でなくとも必ず毎日勝てればいいお小遣いになる。(額でなく、数で)世間のほとんどの人はこのお小遣いが欲しくてFXをやっているのだろう。つまりは上がるか下がるかを知りたいだけなのだ。大儲けではなくても小銭でも確実に稼げるならそれが望みなのだ。
そこで必勝法を探し始める。もちろんインターネットで。

検索すれば結構たくさん見つかる。ここでぼくは初めて情報商材というものを知った。

2008年4月13日日曜日

金儲け

さて会社は作った。あとは登記が完了するのを待っている状態だ。
「企業とは利潤を追求する団体である。」
ぼくの会社はこの最大の問題に立ち向かうことになる。

利潤=金だが会社じゃなくても個人が独力で金儲けをする手段はそう多くない。今はネット関連が全盛だがここ1ヶ月で初めて経験した元手のいらない金儲けを振り返ってみる。
・FX
・ヤフオク
・アフィリエイト
・ドロップシッピング
・・・もう思いつかない。確実に儲けられるのはヤフオクだ。しかしながらこれは仕入れの問題が出てきた。ブックオフが「お売りください」とのキャッチコピーはよくわかる。売る物がないと売れないからだ。ガリバーだって「車買取専門」と宣伝している。身の回りの物を売るのは限りがある。在庫処分みたいなもので永続性がないのだ。新品を仕入れるのは大変だ。メーカーとのコネクション、保証金、倉庫、受発注管理などざっとみても1000万円はないと事業としては成立しないだろう。そんな金がある人はほんの一握りだ。日本人の平均貯蓄は3000万円位らしいが、そんな奴は少なくともぼくの身の回りにはいない。だからこそネットショップなのだ。極力在庫(にかかる費用)をゼロに近づけて収益を出すには古物商をやるしかない。それでも仕入れの問題は解消されないのだ。

先駆者利得で儲けた奴らは本を書いたり、詐欺まがいの情報商材(ぼくは知らなかったが)を売ったりしてさらに儲けている。もう本業では大して儲かっていないのではないか?そんな疑念を抱きつつ、唯一の情報入手手段であるインターネットでは百花繚乱だ。ぼくが買った情報商材を検証してみよう。

2008年4月12日土曜日

法務局

いよいよ定款をもって法務局へ向かうことになった。もちろん会社を登記するためだ。今から小さな会社を作る方は覚えておくといい。ここが一番金がかかる。大会社にとってはなんてことない費用だが個人で起業する場合は15万円は大金だ。

書類を揃えて(すべて会社設立サイトの沿っただけだ)法務局の窓口に向かう。なんだか忙しそうな女性がデスクにかけているがこちらを一瞥しただけでまたデスクに向かう。なんて不親切な。
「あのー、会社を登記したいんですが・・・」
ようやく席を立ってカウンターにやってきた。
「書類は揃ってますか。」
揃っているかどうか、不安なんだよ。
「たぶん大丈夫だと思いますが・・・」
バサバサと軽くチェックして
「それではここに15万円の登記印紙を貼ってください。あちらのカウンターで売ってますから。」
おそるおそるカウンターに行くと妙ににこやかなおばちゃんがいた。
「はい、15万円ですね。」
簡単に言うんだな。ぼくは財布から用意してきた一万円札を15枚とりだして支払うとちっぽけな糊がついた紙切れが何枚か帰ってきた。今日のところはこれでおしまい。無造作に貼られた印紙と10枚くらいの登記申請用紙が手元からなくなっただけだ。

ここまでかかった費用は「ひとりでできるもん」サイトの1.2万円、電子認証の約5万円、そして法務局での15万円、会社印の3000円、そして忘れてはならないのがぼくの貴重な時間が会社設立までのすべてだ。山は越えたぜ。

2008年4月11日金曜日

チャリンコに乗って

依頼していた会社の定款が認証された。例の「ひとりでできるもん」のサイトで依頼した電子認証だ。正しくはサイトを通じて東京の行政書士に依頼したものだ。ぼくの会社なのに行政書士の代理で行政書士の委任状をもって公証人役場まで取りに行った。変な気分だ。

浦和の公証人役場は県庁の近くにある。距離にして約4~5kmだろうか。自慢の愛車を駆ってぼくは向かった。やはり雨模様だから少しハラハラしながら急いだ。案の定小雨が降ってきた。若干のアップダウンを経て到着したころには薄日が差していた。妙な達成感があったのは肉体労働のおかげなのだろう。

「こんにちは、定款の認証がおりたので取りに来たんですが・・・」
予め行政書士を通じてアポをとってあったので安心して訪ねたのだが、アポは何の関係もなかった。ただ定款の認証ができたというだけのことで会社名とぼくの身分証明書を提示して受け取るだけのことだった。なんと殺伐としたやり取りなんだろう。ここでぼくは一つ失敗をした。電子認証だから写しは別としてFDかCD-ROMでデータを受け取るのだが、媒体を忘れていったのだ。
「フロッピーはお持ちですか?」
受付の事務の女性に聞かれてはっとしたぼくは
「わ、忘れました。」
かなりバツが悪い。
「大丈夫ですよ。ではこちらで用意します。」
かなり悪い予感がしたので
「CD-ROMでいただけるんですか。」
「いや、フロッピーしかないんですよ。」
ガーン!!
うちにはパソコンが2台あるが、フロッピーディスクドライブなどどこにもない。今時みんなそうじゃないか?まあいいか、カメラ屋かなんかでCDに焼いてもらえばいいや。一体何が入っているのかはその時までのお楽しみだ。

2008年4月10日木曜日

家電ショップ

昨日の投稿について再考してみる。
たとえば大手家電ショップ、ヤマダ電機とかコジマとかヨドバシカメラとかビックカメラだ。阪神タイガースのスポンサーJOSHINなんかもそうだろう。
「他店よりも1円でも高い場合はお申し付けください。」
なんてどこの店でも書いてある。それはさておき・・・
販売価格、特に値引き交渉なんか(ぼくは関西人だから必ずする、デパートでもする)している時に
「仕入れ値はいくらですか?」
と聞いて答えるわけがない。(もっとも絶対聞かないが)増してや値札の下に仕入価格が書いてある店なんかみたことがない。議論の余地もないのだ。

それが大手(最大手!!)の銀行の部長が言い出したものだから非常識もいいところだ。温室で育った彼らの感覚はそうなのだろう。温室の中での競争はもちろんあったに違いない。社内遊泳術に長けた人間が出世する大企業ならでは感覚なのだ。外の世界を知らないのだ。当然、その部長も有名大学の出身者だ。勉強もできる子供だったのだろう。でも彼のビジネスマンとしての進歩は学生時代からないのだ。同僚や上司との人間関係に腐心してストレスもたまったろう。残業も大変だっただろう。でもそれは彼じゃなくてもよかったのだ。他の人間でも代わりはいるのだ。

ぼくの人生はぼくのものだ。正しくはぼくとぼくの家族のものだ。代わりが務まるような40年間は過ごしてきていない。ぼくでなければ描けなかった成功と失敗があった。これからもあるだろう。誰もそれを否定することなんかできない。よく聞け、ぼくを敵対視する者たちよ。認識せよ、ぼくを擁護する者たちよ。対人関係における利害やいさかいは発生してもぼくを否定することは神への冒涜であることを知れ。

2008年4月9日水曜日

仕入価格と販売価格

一日で3か所廻ったフリマレポートの続き。
イトーヨーカードーで期待外れだったフリマなので車を駆って次の会場へ向かった。次は大きな公園だ。天気は生憎の雨模様だったが、小雨なのでフリマは決行されていた。ここは広い。300店くらいでているのではなかろうか。

人が多い。プロが多い。縁日の露店みたいな感じ。お祭り気分(というより大人の駄菓子や)で見て回るにはいいのかもしれないが、少しは色気を出してヤフオクの商品を仕入れにいったぼくとしてはがっかり。こういう苦労をして交通費と自分の時間を使っているのだからそれなりにオークションで高く売れてもおかしくないはずだ。それすらも許さないくらい世間は擦れてきているのだが。

小売業は商品を仕入れて、利益を乗せて転売することによって成立している。周知の事実だ。というより自由経済社会の根本とまで言える。前職で某大手銀行系の企業の部長との交渉を思い出した。ぼくは口座振替代行サービスを仕入れて転売をするビジネスモデルを企画した。(詳しく書くと長文になるのでここではイメージだけ)
① 会員であるエンドユーザが会費を支払う方法として口座振替を利用する。
② 会費はA社(ぼくの会社)に入り、直接の事業主であるB社へA社が振り込む。
③ ①のサービスは銀行であるC社が行う。つまり金の流れは会員→C社→A社→B社となる。
それぞれで差益が生まれる。至極当たり前のことだ。
この流れで合意をして、ABC社の三社契約をすることになった。ここで問題が起きた。
C社部長「YACHTちゃんさん、金額を契約書に明記してください。」
A社部長(ぼく)「いや基本契約なので金額は個別に2社間でやりましょうよ。」
C社部長「二度手間になるのでここではっきりさせましょう。」
A社部長「B社にうちの仕切り価格がわかってしまうので困ります。」
C社部長「???いいじゃないですか。何が悪いんです?」
その後、しばらく押し問答となったがC社部長は譲らない。これが大手銀行の殿様商売なのか!!
感覚がわからない。この契約は物別れとなった。

2008年4月8日火曜日

こんどこそフリマ

昨日フリマに行った話を(今日こそ)書く。
フリマには過去に何度かいったことがあるが、ぼくの感覚ではバザーと大差なかった。がらくたが並べてあって、結構バカげた値段がついていて、値引き交渉が当たり前の混沌としたゴザ敷きの公園。こんなところだろうか。どうしてそんなネガティブなイメージの場にのこのこ出かけて行ったのか?それは最近始めたリサイクルショップ(主にヤフオク)の仕入れを行うためなのだ。

今日は近所で3か所のフリマがあるのでハシゴすることにした。フリマの情報はネットで調べればたくさん出てくる。お試しあれ。まずは近所のイトーヨーカドーの駐車場へ足を運んだ。開催時間間もなくのころだ。意外と広い場所にざっと100店くらい出店している。見渡したところプロみたいな方々(テキヤのおっちゃんみたいな感じ)はいない。駐車場なので車出店が可能なのが特徴だ。大体の人たちは車のバックドアを開けてその先にレジャーシートを敷いて商品を並べてある。やっぱりほとんどがガラクタだ。しかもそのガラクタに予想通り結構な値段がついている。駆け出しバイヤーのぼくはわかりやすく新品(に近いもの)、ブランドを中心に商品を探した。

意外なくらいない!あっても結構みなさん強気!薄汚れたようなアンパンマンの小さなぬいぐるみが500円なんてのは当たり前だ。バザーに並んでいるようなタオル(一応二流ブランド)がやっぱり500円、誰がみてもごみにしか見えない子供の使い古しのおもちゃでさえ300円なんてもうインフレも甚だしい。少し商品価値のありそうなものを見つけるとこれもまた予想通り強気の価格設定と値引きの拒否。これじゃ意味がない。唯一見つけた新品の子供向け英語教材は目の前で1500円で売れていった(ー_ー)!!

それでもここでシャネルのパンプスと焼酎サーバーを買って帰った。目をつけたというより何か買って帰らないと気が済まなかったのだ。ここでは仕入れなんか期待できない。以前はこれでも仕入れが成立したのだろうか。やっぱりその他の仕入れ先を探さなくてはならないのかな。

フリマはあくまで個人が楽しむ場であることを再確認して次の会場に向かった。

2008年4月7日月曜日

フリマ

地球環境問題は抜き差しならぬところまで来ているらしい。それなのにぼくらはあまりにものんきだ。多少エコを気取ってみたところで大したことはしていない。地球環境に最もいいのは人類が滅亡することなんじゃないかと思う。

ぼくらにできること、身近な問題ではコンビニやスーパーのポリ袋節減、TVなどの待機電力の節減、古紙のリサイクル(商品を買う)、車をハイブリッドカーにする・・・すでにもう思いつかない。

この前、衝撃の事実を聞いた。地球環境問題の中でも深刻なCO2排出量の件だ。なんと総量の4割を電力と鉄鋼で排出しているのだ。これではぼくらがいくらがんばっても焼け石に水となりかねない。発電所を原子力にシフトするとか、鉄筋の代わりになる建築法を研究するとか、そんな方策が必要だ。塵も積もれば山となるかもしれないがいくらがんばっても無駄な気がしてならない。

全然フリマの話じゃなくなってきた。眠いので明日書くことにしよう。おやすみー。

2008年4月6日日曜日

会社設立の手続き

会社設立はかんたんである。わずかな費用と面倒な事務手続きを経ればである。問題は事業が成立するかどうかだ。その後の資金繰りや人材の問題はまた後に最大の問題として立ちはだかる。まずは面倒な事務手続きをこなさなければならない。

前述したように定款をつくり、認証を受けることが必要だ。電子認証は行政書士に依頼しなくともできる。しかし「依頼した方がいい」ぼくは行政書士になるわけじゃないからこんな経験は何の役にもたたない。しかも一度っきりの手続きなのだ。本を読んでもわかりにくかったのでやはりインターネットに頼ることにした。あれこれ検索していると「ひとりでできるもん」というサイトにたどりついた。いかにも幼稚なこのネーミングはまったくもって気に入らなかったが、初心者が一度きりの手続きを行うにしては最適なサイトだと思う。ぼくが欲していた必要事項を入力していくだけで書類ができる。また細かい部分もいわゆる「決めつけ」でテンプレート化されている。これが必要だったのだ。例えば公告の方法、ホームページに記載、官報にて記載など選択肢があるのだが、提示された選択肢自体がよくわからないのだから困ってしまう。(名誉のために言っておくが、単語の意味がわからないのではなく実際の細かい手続きがわからないのである)ここには「官報に掲載」と決めつけてある。その他にも資本準備金をどうするだの、事業目的の記載だのよくわかっていなくとも出来上がる。しかも安いのだ。行政書士に依頼するより5万円は安いはずだ。

定款の電子認証だけは行政書士に依頼した。なんだかんだでそのほうが安上がりだったからだ。「ひとりでできるもん」にかかった費用は締めて1200円位で電子認証まで完了した。次のステップはいよいよ公証人役場に認証された定款を取りにいく段階までやってきた。1週間位かかるみたいだ。ではおそらく3日位なのだろう。土日もはさむから来週でかけよう。ぼくの愛車エコ号で。

2008年4月5日土曜日

公務員

あれこれ想いを巡らせながら、会社設立の準備をしている。まずは定款認証と言って公証人に作成した定款を認証してもらう。結論から言うとこの作業を終えてしまうと後は単なる事務手続きでしかないのだ。これから起業するみなさん、ご安心ください。事務手続きは何回か失敗したって平気だ。(もちろん定款認証も事務手続きが面倒なのだが・・・)

その昔、総務の仕事をしていたときに公証人役場のことは知った。公正証書をつくりにいったことがあるのだ。当時の公証人は大変横柄で(今も?)自分が法律のようなぞんざいで不遜な態度をとっていた。たかだか引退した公務員なのに。今度もまたやられるのか。

そうそう公務員と言えば最近はマスコミにたたかれっぱなしで、かなり態度が変わってきた。家の近くの区役所なんか大変親切だ。少しくらい時間がオーバーしても受け付けるし、物腰も柔らか。住基カードを作ったときなんかカウンターの外まででてきて平身低頭で案内してくれた。なんだか恐縮してしまった。20年以上前になるか。まだ子供心に気に入らなかった国鉄がJRへと民営化された時は新鮮だった。
「ありがとうございます。」
駅員が車掌が頭を下げるじゃないか。今考えると当たり前のことが当時は違った。改札で面倒くさそうに切符に鋏を入れて半ば放り投げるように切符をつき返された記憶はぼくの年代以上なら誰しもあるだろう。親方日の丸とはよく言ったものだ。

その頃から比べると公務員は受難の時代かもしれない。学校の先生は自宅研修という名の長期休暇(つまりは夏休み)がなくなってしまったし、ゆうちょ銀行なんかどの銀行よりも親切で長時間窓口が開いている。道路特定財源もマッサージ機につかえなくなったし、社会保険庁も既得権はなくなってきた。もうおいしい仕事ではなくなっているのが公務員だ。

既得権や特権には誰でもあこがれる。いわゆる不労所得だからなのだろう。そのあこがれを一切排除してしまったら社会のバランスが崩れやしないだろうか。高齢化社会になり、老い先短い先輩達が増える。現役世代のぼくらの発言権は失われつつある。(例えば選挙権は高齢者の方が数が多くなる)

公務員は人気の職業№1でなくなった。ほんとうに「公僕」になったらそれが正常なのか、ぼくにはわからない。いや、そう思えないのだ。

2008年4月4日金曜日

遊びじゃないんだ!!

仕事をして失敗するとよく言われる言葉がある。誰しも経験があるだろう。
「ビジネスなんだから」
「遊びじゃないんだ」
など仕事の厳しさを説く台詞だ。みんなそんなことはわかっているつもりだ。このあたりが資本主義社会のひずみを象徴しているような気がする。おそらく99.9%の人たちが会社に損害を及ぼそうとして行動するわけじゃない。それでも時々失敗する。こんな時に
「やっちゃった・・・まあいいや、次がんばろう」
と前向きに明るく振る舞う人間を世間は嫌う。
「やっちゃった・・・どうしよう・・・(空回りかもしれないけど、無駄かもしれないけど)とにかく一所懸命やる、反省する(振りをしよう)」
こんな人間を世間は容認する。要するに失敗は決して許されないのだ。失敗した人間は罪に服さなければならない。色めがねで見られる。

仕事は元来クリエイティブなものだと、ぼくは思う。何かを生み出すから仕事なのだ。人間なのだ。ただ食うために活動をするのはケモノと一緒じゃないか。肉体労働だって物をつくる、サービスを提供する。それがもし流れ作業だって物を生み出すのだ。それなのにいわゆるサラリーマンは自らの仕事に価値を見いだせないでいる。会社に定時に出勤すること、定時まで勤めること、当たり障りのない真面目な態度を示すこと。これが優秀なサラリーマンと定義される。おかしくないか!

マニュアル化が叫ばれて久しい。どんどん非人間化していく。坂本龍馬が海援隊にマニュアルをおしつけたか?岩崎弥太郎が三菱の社員にマニュアルを作ったのか。孫正義はマニュアル通り動く幹部を使ってソフトバンクを築き上げたのか。

マニュアルを否定するつもりではない。時には必要だ。でもいつかロボットにとって代わられる。技術が進歩すれば。例えば伝票を書く、パソコンに入力する。ファイルに綴じ込む。こんな作業は果たして必要か?財務諸表だってコンピュータが勝手に作成してくれるようになったのを忘れたか。経理、財務のスタッフはこれに多大な人員と時間を割いている。本来の目的よりも作業そのものが仕事になってしまっている。

それでも
「仕事なんだから、遊びじゃないんだ!!」
と極めて感情的な世論を盾に上司は今日も叫び続ける。少し違うような気がする。

2008年4月3日木曜日

会社をつくる

さて何から始めたものか。会社を作ると言っても今までにそんな経験はない。おそらくほとんどの人が会社を作ったことなんかないだろう。まずは関連の書籍を調べる。王道だ。amazonで探すか。まてよ、amazonではいわゆる立ち読みや本の拾い読みができない。いや、やりにくい。やっぱり本屋にでかけよう。

その前に「会社をつくる」時のイメージだがこんなものか。
・司法書士に依頼する。(または行政書士か?)
・法務局に行く(なんとなく)
・税務署に行く(これもなんとなく)
・表札をつける
・事業内容を決める(定款をつくるのだ。これくらいは知っている。)
・金がかかる。
拾い読みをした結果、事務手続きには資本金が1円でも25万円~30万円位かかるらしい。期間は大体2週間くらいはかかる。そしてやっぱり面倒くさい。それよりも無知だから何から手をつけていいのかわからないのだ。こんな時、選ぶ本のタイトルは極めて重要だ。内容よりも選ばれないと中身の評価はしようがないからなのだ。ぼくがまず選んだ本は「株主1人社長1人の株式会社の作り方」だ。タイトルがぴったりじゃないか。まさにぼくが無職から脱出するために会社をつくるための本だ。しかも書式がCD-ROMに入っていて付録でついている。早速1500円でこの本を買った。

昔から参考書や他の書籍を購入してから思う。
「ぼくの求めている内容はこれじゃない。ぼくならもっとわかりやすく記すのになあ。」
今回もそうだ。わからない人が買うのだから選択肢が多いのはいけない。例えば社名につける「株式会社」は前株でも後株でもいい。この表現がいけない。●●●株式会社として●●●を埋めよ。として欲しい。そして例外として前株でもいい。と記載してほしい。いわゆるチャート式にしてほしいのだ。これは簡単な例だが定款認証の際の電子認証って知っているか?ぼくは知らなかった。得意げに「電子認証もあるがメリットはこれでデメリットはこれで」と延々と記されているからわけがわからない。混乱するばかりだ。

唯一わかったのは定款をつくって公証人役場に行くらしいことだ。そしてこれが一番面倒くさいようだ。
じゃあまず定款をつくるか。あーよくわからない。

国民の義務

中学生のころだっただろうか。国家の三要素とか国民の三大義務などを公民の授業で聞いたのは。とかく日本人は「三」が大好きだ。(もっとも日本人というくくりではなくて人類は!なのかもしれない)ちなみに国家の三要素は「国土」「国民」「主権」だ。子供のころは社会の授業が退屈であった。なんでこんなに簡単なことを先生から教わらなくちゃいけないのか?読めばわかるじゃないか。

今日は国民の三大義務の話だった。いわずもがな「納税」「勤労」「教育」なのだ。今のぼくは納税もしているし、子どもに教育も受けさせているが、勤労(労働をして対価をうけとる定義からは)をしていないのではないか。これには少しショックを受けた。このままでは日本国民ではなくなってしまう。どうしよう。

転職活動は続けるとして、(コンビニで)アルバイトをするわけにもいかないのでいろいろとパソコンを使ってできる商売にチャレンジするのが「勤労」への近道と考えた。どんな立場であっても勤労はできるわけだが以前から興味があった会社をつくることにした。単純な理屈である。

これにはバックボーンがある。新会社法の1円起業である。1円で起業できるのなら今のぼくにも問題ない。1万円には困っているが、1円には困っていない。そうと決まれば善は急げだ。ぼくは会社をつくることにした。いつの間にか結構忙しい毎日になっている。収入はないくせに!

2008年4月2日水曜日

転職コンサルタント

転職のために専門のサイトに登録したことは先にも述べた。そろそろ本腰を入れて活動しないといけない。実は1社だけ登録をしていた。
「英語はできますか」
「いやー読み書きが初級程度ですねえ。」(また英語かよ!できねーよ)
「英語ができれば2000万円以上のポストがあるんですがね。」(外資系の)
「(今から)勉強しても現時点での応募資格が英語上級なんですよね。」
ぼくは念のため、確認した。
「いやまあ英語ができなくても募集はたくさんあるんですが、YACHTちゃん様の場合は前職の年収が高いから1000万円位から探してみましょうか。」
そんな話があるのか?
「ではお願いします。ご連絡お待ちしています。」
こうしてぼくはコンサル事務所を後にした。本当にそんな募集があるんだろうか。
ないない、あるわけない。それっきり連絡すらきやしない。人をばかにしている。

正確に言うと年収1000万円以上の仕事がないわけじゃない。いや、結構あるのだ。ただ巷のコンサルに一見の転職希望者に紹介する案件がそんなにたくさんあるわけじゃないのだ。

転職コンサルも立派な商売、噂によると契約年収の30%以上を紹介料として企業からとるらしい。また多くのコンサルは歩合制で転職者を商品としてしかみていないところが多い。面接に同行同席するコンサルもいるらしい。いい年してみっともない。保護者同伴かよ。ここは東大の入学式じゃないんだからな。

少しうんざりしながらも、他に頼るものもないのでコンサルには登録することにした。今日のコンサルタントは表面面は良かったが腹黒さがぼくには透けて見えたのであまり信用していない。次に期待しよう。

2008年4月1日火曜日

入社式

今日は全国統一「入社式」だ。共通一次試験より共通だ。(古っ!)社会人になってからずっと入社式のような気がする。もちろんぼくが関わるという意味でだ。最初は新入社員、就職後は総務だからお手伝い、その後転職して入社式、幹部になって入社式(迎える側だ)という訳で今年は入社式じゃない。だからと言って特別な感慨などない。ぼーとテレビを見ていたら「エイプリルフール」をやっていた。

エイプリルフール・・・四月バカ、誰がこんな直訳を何度も繰り返し大した批判もなく今なお一部では囁かれる。訳す必要はないこのいかにも英国っぽい風習はなんなんだろう。学生時分までは春休みの真っただ中だから学校では定着しない。このあたりもいかにも英国だ。(あちらでは新学期は9月だから4月1日は休みじゃないのだ。)違っていたらごめんなさい。

話は入社式に戻る。新入社員は毎回自己紹介させられて大変そう。大きな入社式では式そのものでは自己紹介はないが、配属部署や研修時には必ずさせられる。聞いている方は少数派の新入社員を覚えるだけだから存外すぐ覚えられる。ところがする側は大勢の先輩や上司に囲まれ、ただでさえ緊張しているのに一斉に注目を浴びてパニックだ。先輩の名前を覚えていないのは失礼だしかといって聖徳太子じゃないからいっぺんに覚えられるわけない。気の毒である。

入社式はセレモニーである。意味をもたせようとする会社が間違っている。また何を勘違いしたか延々とお説教する方々はぜひ反省あれ。