2008年4月9日水曜日

仕入価格と販売価格

一日で3か所廻ったフリマレポートの続き。
イトーヨーカードーで期待外れだったフリマなので車を駆って次の会場へ向かった。次は大きな公園だ。天気は生憎の雨模様だったが、小雨なのでフリマは決行されていた。ここは広い。300店くらいでているのではなかろうか。

人が多い。プロが多い。縁日の露店みたいな感じ。お祭り気分(というより大人の駄菓子や)で見て回るにはいいのかもしれないが、少しは色気を出してヤフオクの商品を仕入れにいったぼくとしてはがっかり。こういう苦労をして交通費と自分の時間を使っているのだからそれなりにオークションで高く売れてもおかしくないはずだ。それすらも許さないくらい世間は擦れてきているのだが。

小売業は商品を仕入れて、利益を乗せて転売することによって成立している。周知の事実だ。というより自由経済社会の根本とまで言える。前職で某大手銀行系の企業の部長との交渉を思い出した。ぼくは口座振替代行サービスを仕入れて転売をするビジネスモデルを企画した。(詳しく書くと長文になるのでここではイメージだけ)
① 会員であるエンドユーザが会費を支払う方法として口座振替を利用する。
② 会費はA社(ぼくの会社)に入り、直接の事業主であるB社へA社が振り込む。
③ ①のサービスは銀行であるC社が行う。つまり金の流れは会員→C社→A社→B社となる。
それぞれで差益が生まれる。至極当たり前のことだ。
この流れで合意をして、ABC社の三社契約をすることになった。ここで問題が起きた。
C社部長「YACHTちゃんさん、金額を契約書に明記してください。」
A社部長(ぼく)「いや基本契約なので金額は個別に2社間でやりましょうよ。」
C社部長「二度手間になるのでここではっきりさせましょう。」
A社部長「B社にうちの仕切り価格がわかってしまうので困ります。」
C社部長「???いいじゃないですか。何が悪いんです?」
その後、しばらく押し問答となったがC社部長は譲らない。これが大手銀行の殿様商売なのか!!
感覚がわからない。この契約は物別れとなった。

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