2008年3月24日月曜日

一喜一憂

ご存知の方には不必要な説明になるが・・・
テクニカル分析とはチャートをみて、その先を予測する。その中でもオシレーターだのインジケーターだのよくわからない種類は多く存在している。そんなのわかるわけがない。しかもこれだけ多くの金額と多くの人々が取引をしている世界でチャート通りに相場が動くわけがないと思い込んでいた。

その点、取引は人間が行っているのだからファンダメンタルは信頼できるはずだ。(と思っていた)つまり各国の財務長官がこう言っただの、経済指標が良かった(たとえば失業者が増えた)だので為替が動くのだ。単純なぼくでもここでなんとなくでは不安だったのでFX会社が提供している経済指標の情報を利用することにした。今でも不思議なのだが重要経済指標には発表のスケジュールが決まっており、予想値があるのだ。これって誰が予想するんだろう?

その予想より結果がいいとその国の通貨が高くなる。予想外に悪いと安くなる。
「なんて単純なんだろう。これは必勝法なんじゃないか。ぼくは世紀の大発見をしたのだ。」
そんなわけないない。
しかししばらくはそんないい加減な判断が当たった。暇なものだからずっとチャートを見ていてこまめに取引をするものだから、当たるのだ。ドキドキで夜も眠れない。ジェットコースター。

ぼくが失敗から導き出したファンダメンタル分析の結論を特別に読者に教える。まったく必勝法ではないが当たっていると思う。
①ファンダメンタルなど為替相場には関係ない。(よほどのサプライズは除く、戦争とか)
②FX会社の情報はこじつけが多い。(発言を受けて円高に進んだなど)
③トリガーになることはある。(トレンドにのって上昇しているときにいい指標がでると後押しする)

もう一つ実感したことを今日は特別に教えてあげる。
世界を動かしているのはUSドルだ。つまりはニューヨーク市場だ。次いでユーロだ。円はその次なのだがあくまでもおまけでしかない。(感覚的に)つまり円高になると云うのは正しくない。ドル安になるのだ。これだけでも初心者には役にたつはず。もちろん実践・勉強しないとぼくと同じ失敗を繰り返すと思う。一部の例外を除いて、そしてその例外はあなたではない。



0 件のコメント: